りんご病とは!?
2019.10.2
ブログ
また、台風が近づいていますね。
ここ最近、患者様から「りんご病(伝染性紅斑)ってなんですか?」とのお尋ねがよく効かれます。一部の学校や保育園・幼稚園で流行しているようです。
りんご病とは、4~5歳を中心に幼児・学童に後発する感染症で、単鎖DNAウイルスであるヒトパルボウイルスB19が病原体です。典型例では両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれています。
症状は10~20日で現れる両頬の公範。腕。脚部にもレース様の後半が見られます。発熱はあっても軽度です。発疹出現時期を迎えて、伝染性紅斑と診断された時点ではすでに他者への感染性はほとんどないと言われています。
しかしながら妊婦が感染すると、胎児水腫や流産の可能性がある為、妊婦さんや周囲に妊婦さんがいらっしゃる場合は注意が必要です。