たかがブツブツ、されどブツブツ。
2020.5.11 ブログ

遡ること約3週間前。

土曜日「何だか顔全体が痒いんだけど・・・」

日曜日「顔は治まったけど、今度は体に少しブツブツが・・・」

月曜日になるとそのブツブツは赤みを増し、顔を除く全身をびっしり覆い尽くしておりました。

 

家族の1人に降りかかった出来事ですが、すぐに皮膚科へ駆け込んだところ、診察室に入るや否や医師から

「あぁー・・・ パッと見でもう、これは薬疹ですね」

との一言が。

《薬疹?????》

思い当たる節と言えば、前週・前々週辺りに服用した“市販”の鼻炎薬か鎮痛薬。

すぐに抗ヒスタミン薬の内服とステロイド軟膏の外用を始めるも、時間の経過と共に悪化の一途を辿るばかりで、

赤みどころか部位によっては赤黒く変色してしまうほどに。

急遽2日後に内服のステロイド薬が追加されたことで、ようやくブレーキがかかり始めました。

 

痒みや痛みと火照り、軽度の呼吸苦、何よりも酷く醜い見た目。

血液検査では白血球とCRPが異常高値を示し、ともすれば大きい病院への紹介・入院となってしまうところでした。

 

1日おきの皮膚科通院。頻繁に全身状態を確認し、軟膏をくまなく塗り広げてやるのに要する1回30分に疲弊した連日連夜。

今なおまだら模様の肌ではありますが、随分と改善されてきました。

コロナに気を取られがちなこのご時世、初めて服用した訳でもない市販薬でこんな目に遭おうとは。

そんなこともあるんだな・・・ と、皆さまもどうぞご留意くださいませ。