そもそも、副腎のはたらきとは?
副腎には、コレステロールを原料に様々な種類のステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)を分泌したり、アドレナリン・ノルアドレナリンを算出する働きがあります。
アドレナリンは、ストレス反応の中心的な役割を果たしていて、放出されると心拍数や血圧が上昇し、血糖値を上げる働きをします。ノルアドレナリンには、ヒトの意識や思考を活性化する働きがあります。
副腎が疲れてくると、これらのホルモンが出にくくなり、ストレスに対抗できなくなり、疲労やうつ症状が出てきます。
副腎ストレス検査とは?
副腎がどれくらい疲れているのかを知る検査です。
副腎からでるホルモンの量が1日のうちで大きく変化することを利用します。
唾液から、現実のストレスに応答し、生成される起床時からの日内コルチゾールリズムを測定し、ストレスへの不適応と副腎疲労を診断します。この検査結果データを使用して、最も適切な治療の判断方法に選択肢を絞り込む事が出来ます。
1日4回の唾液を採取し、検体はアメリカの専門ディアグノステック社研究所へ送られます。
こんな症状はありませんか?
疲労
とにかく疲れやすい、スタミナがない、何をするのも億劫、立ちくらみがひどい
睡眠
寝つきが悪い、なかなか眠れない、夜中に何度も目がさめる、朝起きるのがとても辛い
気分の低下
落ち込みやすい、イライラする、憂鬱な気分が続く
ホルモン
性欲の減退、生理不順、PMS症候群の悪化、更年期障害の悪化
免疫
アレルギーの悪化、風邪を引きやすい、怪我の治りが遅い、喘息の悪化
嗜好
甘いものや塩辛いものが極端に食べたくなる