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高血圧の基準値とは?いくつから危険なのかわかりやすく解説

高血圧の基準値とは?いくつから危険なのかわかりやすく解説

健康診断で「血圧が高め」と言われたことはありませんか。

血圧の数値を見ても、どこからが高血圧なのか、自分の血圧がどの程度危険なのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

高血圧の基準値
  • 診察室140/90mmHg以上、家庭135/85mmHg以上が高血圧
  • 米国は日本より厳しい130/80mmHgを採用している
  • 正常な血圧は120/80mmHg未満
  • 120-129/80mmHg未満は正常高値血圧として新たに注意喚起の区分
  • 上下どちらか片方だけ高くても高血圧に該当する
  • 軽度から重度まで3段階の重症度レベルで分類される

高血圧は「サイレントキラー(静かな殺人者)」とも呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま進行し、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な病気を引き起こす可能性があります。

実際、世界中で推定13億人以上が高血圧を抱えており、心血管疾患による死亡の主要な原因となっています。

この記事では、高血圧の基準値や血圧分類について、わかりやすく解説します。

国際的なガイドラインに基づいた正確な情報をもとに、ご自身の血圧が正常範囲なのか、どの程度注意が必要なのかを判断する手がかりを提供します。

血圧の基準値を理解することは、健康管理の第一歩です。

この記事を通じて、ご自身の血圧について正しい知識を身につけ、適切な予防や治療につなげていただければと思います。

この記事でわかること
  • 正常血圧と高血圧の境界線となる具体的な数値
  • 血圧の分類と重症度のレベル分け
  • 自宅での正しい血圧測定方法
  • 高血圧と診断されたときの対応と治療の考え方
はじめに(免責・注意事項)

本記事は、高血圧に関する一般的な医学情報の提供を目的として作成されたものであり、特定の診断・治療を推奨するものではありません。

血圧の状態や治療方針は、年齢・体質・基礎疾患・服薬状況などにより個人差があります。降圧薬を含む医薬品の使用や生活習慣の改善を検討される場合は、必ず医師などの医療専門職にご相談のうえ、十分な説明を受けてからご自身の判断で行ってください。

また、本記事で紹介する内容の一部は、一般診療のほか自由診療に該当する可能性があります。保険適用の有無や費用、効果、副作用などについては、必ず受診先の医療機関で最新の情報をご確認ください。

本記事の情報は公開時点の医学的知見やガイドラインをもとにしていますが、今後の研究や法令改正により内容が変更となる場合があります。正確かつ最新の情報を得るために、公的機関(厚生労働省、日本高血圧学会など)や各医療機関の公式情報をあわせてご確認ください。

目次

血圧はどこから「高血圧」になる?基準値を知ろう

血圧の基準値を理解することは、健康管理において非常に重要です。

血圧は、心臓が血液を送り出すときに血管の壁にかかる圧力のことを指します。

この圧力が慢性的に高い状態が続くと、血管や心臓、腎臓などさまざまな臓器に負担がかかり、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

国際的なガイドラインでは、高血圧の診断基準が設定されています。

日本高血圧学会のガイドライン(JSH2019)では、診察室での血圧測定において、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。

一方、アメリカ心臓病学会とアメリカ心臓協会のガイドライン(ACC/AHA)では、130/80mmHg以上を高血圧としています。

ただし、高血圧かどうかは一度の測定だけでは判断できません。

血圧は1日の中でも変動しますし、緊張や運動、食事などによっても変わります。

そのため、複数回の測定を行い、その平均値をもとに判断することが推奨されています。

また、診察室での測定だけでなく、自宅での血圧測定も重要な判断材料となります。

血圧が基準値を超えていても、すぐに薬による治療が必要とは限りません。

血圧の値だけでなく、年齢や他の危険因子(糖尿病、脂質異常症、喫煙など)、すでに心血管疾患があるかどうかなど、総合的なリスク評価に基づいて治療方針が決定されます。

正常な血圧と高血圧の境目

血圧の分類は、心血管疾患のリスクと密接に関連しています。

日本高血圧学会のガイドラインでは、血圧を以下のように分類しています。

血圧分類の目安(JSH2019)

分類収縮期血圧(mmHg)拡張期血圧(mmHg)特徴・対応
正常血圧<120<80心血管リスクが低い理想的な範囲
正常高値血圧120〜129<80リスク上昇が示されており注意が必要
高値血圧(I度高血圧に近い範囲)130〜13980〜89生活習慣の改善が推奨される段階
高血圧≧140≧90医学的に高血圧と診断され、治療対象となる範囲

正常血圧は、収縮期血圧が120mmHg未満かつ拡張期血圧が80mmHg未満の状態を指します。

この範囲の血圧であれば、心血管疾患のリスクは比較的低いと考えられています。

正常高値血圧は、収縮期血圧が120から129mmHgかつ拡張期血圧が80mmHg未満の状態です。

以前は「正常血圧」に含まれていましたが、この範囲でも心血管疾患のリスクが上昇することが研究で示されたため、JSH2019で新たに区分されました。

高値血圧(I度高血圧に近い範囲)は、収縮期血圧が130から139mmHg、または拡張期血圧が80から89mmHgの状態です。

この段階では、生活習慣の改善を中心とした対策が推奨されます。

そして、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上になると、高血圧と診断されます。

この基準は、日本だけでなく、ヨーロッパ心臓病学会のガイドラインでも同様です。

興味深いことに、複数の大規模研究において、血圧115/75mmHg付近から20/10mmHg上昇するごとに、心血管疾患による死亡リスクが約2倍に増加することが確認されています。

40~69歳では、通常SBPの20 mmHgの差(または、ほぼそれに相当する通常DBPの10 mmHgの差)ごとに、脳卒中死亡率が2倍以上、IHDおよびその他の血管原因による死亡率が2倍以上になります。

引用:PubMed Age-specific relevance of usual blood pressure to vascular mortality: a meta-analysis of individual data for one million adults in 61 prospective studies

つまり、高血圧と診断される前の段階でも、血圧が高めの方は注意が必要だということです。

上の血圧と下の血圧の意味

血圧を測定すると「120/80mmHg」のように2つの数値が表示されます。

この2つの数値には、それぞれ異なる意味があります。

上の数値は収縮期血圧と呼ばれ、心臓が収縮して血液を送り出すときに血管にかかる最大の圧力を示しています。

心臓がポンプのように力強く血液を押し出す瞬間の圧力です。

この値が高いということは、心臓が血液を送り出すときに血管に大きな負担がかかっていることを意味します。

上の血圧と下の血圧の違い

種類名称測定時の心臓の状態示す圧力値が高いときの意味
上の血圧収縮期血圧心臓が収縮して血液を送り出すとき最大の血管内圧血管に大きな負担がかかっている
下の血圧拡張期血圧心臓が拡張して血液を受け入れるとき最小の血管内圧休息時も血管に圧力がかかっている

下の数値は拡張期血圧と呼ばれ、心臓が拡張して血液を受け入れるときに血管にかかる最小の圧力を示しています。

心臓が休んでいる状態でも血管にかかっている圧力のことです。

この値が高いということは、心臓が休んでいる間も血管に常に高い圧力がかかっていることを意味します。

どちらか一方でも基準値を超えていれば、高血圧と診断されます。

たとえば、収縮期血圧が150mmHgで拡張期血圧が80mmHgの場合や、収縮期血圧が125mmHgで拡張期血圧が95mmHgの場合も、どちらも高血圧に分類されます。

一般的に、若い人では拡張期血圧が高くなる傾向があり、高齢になると収縮期血圧が上昇する傾向があります。

高齢者では、収縮期血圧だけが高く、拡張期血圧は正常または低い「孤立性収縮期高血圧」という状態もよく見られます。

血圧の数値でわかる分類表

血圧の分類を理解しやすくするため、国際的なガイドラインに基づいた分類表をご紹介します。

日本高血圧学会(JSH2019)の分類では以下のようになります。

日本高血圧学会(JSH2019)の分類

分類名収縮期血圧(mmHg)条件関係拡張期血圧(mmHg)
正常血圧<120かつ<80
正常高値血圧120〜129かつ<80
高値血圧130〜139または80〜89
I度高血圧140〜159または90〜99
II度高血圧160〜179または100〜109
III度高血圧≧180または≧110

アメリカ心臓病学会とアメリカ心臓協会(ACC/AHA 2025)の分類では以下のようになります。

アメリカ心臓病学会/アメリカ心臓協会(ACC/AHA 2025)の分類

分類名収縮期血圧(mmHg)条件関係拡張期血圧(mmHg)
正常血圧<120かつ<80
血圧上昇120〜129かつ<80
ステージ1高血圧130〜139または80〜89
ステージ2高血圧≧140または≧90

重要な点として、収縮期血圧と拡張期血圧が異なる分類に該当する場合は、高い方の分類が適用されます。

たとえば、収縮期血圧が150mmHgで拡張期血圧が85mmHgの場合、収縮期血圧がI度高血圧の範囲にあるため、全体としてI度高血圧と分類されます。

自宅で測定する家庭血圧の基準値は、診察室での測定よりも若干低く設定されています。

家庭血圧では、135/85mmHg以上が高血圧の目安とされています。

これは、診察室では緊張によって血圧が高く出る傾向があるためです。

高血圧にも段階がある?軽度から重度までの違い

高血圧は単一の状態ではなく、その重症度によっていくつかの段階に分けられています。

血圧の値が高くなるほど、心血管疾患のリスクも高まることが、多くの研究で明らかになっています。

高血圧の段階を理解することは、ご自身の状態を把握し、適切な対策を講じるために重要です。

血圧の数値が高いほど、心臓や血管への負担が大きくなります。

長期間にわたって高い血圧が続くと、血管の壁が厚く硬くなり、動脈硬化が進行します。

これにより、心筋梗塞や脳卒中、心不全、腎臓病などのリスクが高まります。

実際、大規模な疫学研究では、血圧115/75mmHg付近から20/10mmHg上昇するごとに、心血管疾患による死亡リスクが約2倍に増加することが確認されています。

高血圧の重症度分類は、治療方針を決定する上でも重要な指標となります。

軽度の高血圧であれば、まず生活習慣の改善を試みることが多いですが、中等度以上の高血圧や、すでに臓器障害がある場合には、早期から薬物療法を開始することが推奨されます。

また、血圧の値だけでなく、年齢や他の危険因子の有無も考慮して、総合的なリスク評価が行われます。

重症度を理解することで、自分の血圧がどの段階にあり、どの程度の注意が必要なのかを認識できます。

たとえば、軽度の高血圧であれば、食事や運動などの生活習慣を見直すことで改善できる可能性がありますし、重度の高血圧であれば、すぐに医療機関を受診して適切な治療を受けることが重要です。

軽度・中等度・重度の3つのレベル

高血圧は、血圧の値によって3つの段階に分類されます。

日本高血圧学会のガイドラインでは、これらをI度、II度、III度高血圧と呼んでいます。

軽度・中等度・重度の3つの分類

分類名収縮期血圧(mmHg)拡張期血圧(mmHg)重症度主な対応・特徴
I度高血圧140〜15990〜99軽度生活習慣の改善が中心。合併症がある場合は薬物療法を検討。
II度高血圧160〜179100〜109中等度心血管リスクが上昇。生活習慣改善+薬物療法が必要なことが多い。
III度高血圧≧180≧110重度重大な合併症のリスクが高く、速やかな医療介入が必要。

I度高血圧は、収縮期血圧が140から159mmHg、または拡張期血圧が90から99mmHgの範囲です。

これは高血圧の中では比較的軽度の段階で、この段階では生活習慣の改善を中心とした対策が推奨されます。

ただし、糖尿病や腎臓病などの合併症がある場合や、すでに心血管疾患を患っている場合には、この段階でも薬物療法が検討されることがあります。

II度高血圧は、収縮期血圧が160から179mmHg、または拡張期血圧が100から109mmHgの範囲です。

中等度の高血圧と位置づけられ、この段階になると心血管疾患のリスクが明確に高まります。

生活習慣の改善に加えて、多くの場合、薬物療法が必要になります。

III度高血圧は、収縮期血圧が180mmHg以上、または拡張期血圧が110mmHg以上の状態です。

重度の高血圧であり、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な合併症のリスクが非常に高い状態です。

この段階では、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を開始する必要があります。

日本の研究では、収縮期血圧が140mmHg以上の場合、120mmHg未満の場合と比較して心血管疾患による死亡リスクが有意に高いことが示されています。

また、拡張期血圧についても、90mmHg以上で同様のリスク上昇が認められています。

血圧が高いとどんなリスクがあるのか

高血圧は、多くの深刻な健康問題と関連しています。

血圧が高い状態が続くと、全身の血管や臓器に負担がかかり、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。

最も重大なリスクの一つは、心血管疾患です。

高血圧は心筋梗塞、狭心症、心不全などの原因となります。

高い圧力が血管壁にかかり続けることで、血管が傷つき、動脈硬化が進行します。

動脈硬化により血管が狭くなったり詰まったりすると、心臓への血液供給が不足し、心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

また、心臓は高い血圧に対抗して血液を送り出すため、心筋が肥大し、最終的には心不全に至ることもあります。

脳血管疾患も高血圧の重大な合併症です。

高血圧は脳卒中(脳出血や脳梗塞)の最も重要な危険因子とされています。

血圧が高いと脳の血管が破れやすくなり脳出血を起こしたり、血管が詰まって脳梗塞を引き起こしたりします。

大規模な研究では、高血圧による脳卒中のリスクは、正常血圧の人と比較して数倍に上ることが示されています。

収縮期血圧で20mmHg、拡張期血圧で10mmHgの差があるごとに、脳卒中による死亡リスクが2倍になりました。

引用:PubMed Central Blood Pressure Control and Primary Prevention of Stroke: Summary of the Recent Clinical Trial Data and Meta-Analyses

腎臓への影響も見逃せません。

腎臓は血液をろ過する臓器ですが、高血圧により腎臓の細い血管が傷つくと、腎機能が低下していきます。

慢性腎臓病や最終的には腎不全に至る可能性があります。

また、高血圧と腎臓病は互いに悪影響を及ぼし合う関係にあり、悪循環を形成することがあります。

その他にも、高血圧は眼の血管にも影響を与え、視力低下や失明の原因となることがあります。

また、認知症やアルツハイマー病のリスクも高めることが研究で示されています。

さらに、動脈瘤や大動脈解離といった命に関わる血管の病気のリスクも高まります。

特に注意が必要な高血圧

高血圧の中でも、特に注意が必要な状態がいくつかあります。

一つは、高血圧緊急症と呼ばれる状態です。

これは血圧が180/120mmHgを超え、かつ臓器障害の症状がある場合を指します。

以下のような症状が現れた場合は、速やかに救急車を呼ぶ必要があります。

高血圧緊急症が疑われる症状
  • 胸の痛み
  • 息切れ
  • 背中の痛み
  • しびれや脱力
  • 視力の変化
  • 話しにくさなど

この状態は生命に関わる緊急事態であり、迅速な治療が求められます。

仮面高血圧も注意が必要な状態です。

これは、診察室では血圧が正常範囲なのに、自宅や職場では高血圧である状態を指します。

医療機関での測定だけでは高血圧が見逃されてしまうため、家庭血圧の測定が重要になります。

仮面高血圧の人は、持続性高血圧の人と同程度の心血管疾患リスクを持つことが研究で示されています。

MHT(普段の血圧が140/90 mmHg未満、日中の血圧が135/85 mmHg以上、相対湿度(RH)2.13、95%信頼区間(CI)1.38~3.29)または持続性高血圧(普段の血圧が140/90 mmHg以上、日中の血圧が135/85 mmHg以上、相対湿度(RH)2.26、95%信頼区間(CI)1.49~3.41)の被験者では、持続性正常血圧の被験者と比較してリスクが有意に高かった。

引用:PubMed Prognosis of “masked” hypertension and “white-coat” hypertension detected by 24-h ambulatory blood pressure monitoring 10-year follow-up from the Ohasama study

早朝高血圧も注意すべき状態です。

起床時から午前中にかけて血圧が特に高くなる現象で、この時間帯は脳卒中や心筋梗塞が起こりやすいことが知られています。

早朝の血圧を測定することで、このタイプの高血圧を発見できます。

抵抗性高血圧は、3種類以上の降圧薬を適切に使用しても血圧が目標値まで下がらない状態を指します。

この場合、二次性高血圧(他の病気が原因で起こる高血圧)の可能性も考慮し、専門的な検査と治療が必要になります。

自宅で血圧を測るときのコツ

家庭での血圧測定は、高血圧の診断と管理において非常に重要な役割を果たします。

診察室での測定だけでは、日常生活での血圧の変動を把握することができません。

また、診察室では緊張して血圧が高く出てしまう「白衣高血圧」や、逆に診察室では正常でも日常的には高血圧である「仮面高血圧」を見逃す可能性があります。

家庭血圧の測定値は、診察室での測定値よりも心血管疾患のリスク予測において優れていることが、多くの研究で示されています。

自宅で血圧を測定する習慣をつけることで、ご自身の血圧パターンを知ることができます。

血圧は1日の中でも変動しますし、ストレスや食事、運動などさまざまな要因で変化します。

定期的に測定することで、生活習慣の改善が血圧にどう影響しているかを確認でき、治療効果の評価にも役立ちます。

ただし、正しい方法で測定しないと、正確な値が得られません。

血圧測定にはいくつかのポイントがあり、それらを守ることで信頼性の高い測定が可能になります。

いつ測ればいい?1日の測定タイミング

血圧測定のタイミングは、正確な血圧管理において重要です。

血圧は1日の中で変動するため、決まった時間に測定することが推奨されます。

最も推奨されるのは、朝と夜の1日2回の測定です。

朝の測定タイミング
  • 起床後1時間以内
  • 排尿後
  • 朝食前
  • 降圧薬を服用する前

この時間帯の血圧は「早朝血圧」と呼ばれ、心血管疾患のリスク評価において特に重要です。

早朝は血圧が高くなりやすく、脳卒中や心筋梗塞が起こりやすい時間帯でもあります。

夜の測定は、就寝前に行います。

夜の測定タイミング
  • 就寝前に測定
  • 入浴や飲酒の直後は避ける
  • リラックスした状態で測定

夜の血圧が高い人も、心血管疾患のリスクが高いことが知られています。

測定を始める際は、朝晩それぞれ2回ずつ、少なくとも5日間(可能であれば7日間)測定し、その平均値を記録することが推奨されます。

診断目的の場合、初日の測定値は除外し、2日目以降のデータを使用することが望ましいとされています。

高血圧の治療を開始した後は、医師の指示に従って測定頻度を調整します。

血圧が安定している場合は、週に数回の測定でも十分な場合があります。

ただし、新しい薬を始めた時や、血圧が不安定な時期には、毎日測定することが望ましいです。

測定の記録をつけることも大切です。

最近の血圧計の多くは測定値を自動的に記録する機能がありますが、それに加えて、その日の体調や服薬状況、特別な出来事などをメモしておくと、血圧変動の要因を把握しやすくなります。

正しく測るための準備と姿勢

血圧を正確に測定するためには、適切な準備と正しい姿勢が不可欠です。

測定前の準備と測定時の姿勢により、血圧の値は大きく変わる可能性があります。

測定前の準備として、まず測定の30分前からは、喫煙、カフェイン含有飲料(コーヒー、お茶など)の摂取、激しい運動を避けます

これらは一時的に血圧を上昇させる要因となります。

また、測定前にはトイレを済ませておくことも重要です。

膀胱が満たされた状態では血圧が高く出る傾向があります。

測定の際は、5分程度安静にしてから測定を開始します。

測定時の姿勢と注意点
  • 足は組まない:足を組むと血圧が高く出る傾向がある
  • 腕の高さ:心臓と同じ高さでテーブルに腕を置く
  • カフの装着位置:肘の内側より少し上、素肌に直接巻く
  • 姿勢の安定:背中・腕・足を支えてリラックスした状態を保つ
  • 測定中の動作:会話や体の動きは避ける
  • 呼吸:深呼吸して力を抜くとより安定した測定が可能
  • 機器の選択:上腕式血圧計を推奨。国際的に検証された機器を使用することが望ましい

椅子に深く腰掛け、背もたれに背中をつけ、足は床にしっかりつけます。

足を組むことは避けてください。

足を組むと血圧が高く出ることが研究で示されています。

座位で膝を組んだ場合、血圧が上昇した。足首を組んだ場合、有意な血圧上昇は認められなかった。

引用:PubMed The effect of crossing legs on blood pressure

腕の位置も重要です。

血圧を測る腕は、心臓と同じ高さになるようテーブルなどの上に置きます。

腕が心臓より低い位置にあると血圧が高く出て、高い位置にあると低く出る傾向があります。

カフ(腕に巻く帯)は、肘の内側の少し上、素肌に直接巻きます。

厚手の服の上から測定すると正確な値が得られないため、薄着で測定するか、袖をまくり上げます。

測定中は、リラックスして座り、会話をしたり体を動かしたりしないようにします。

緊張したり力んだりすると血圧が上がってしまいます。

深呼吸をしてリラックスした状態で測定することが大切です。

上腕式の血圧計を使用することが推奨されます。

手首式の血圧計もありますが、上腕式の方が正確性が高いとされています。

また、国際的な基準で検証された血圧計を使用することが重要です。

血圧が高く出てしまう原因

家庭での血圧測定で、いつもより高い値が出ることがあります。

一時的に血圧が高くなる原因はいくつか考えられます。

最も一般的な原因の一つは、測定前の行動です。

運動やお風呂の直後、食事の直後、トイレに行きたい状態、カフェインやアルコールを摂取した直後などは、血圧が一時的に上昇します。

これらの影響を避けるため、測定前30分程度は安静にすることが推奨されます。

測定時の姿勢や環境も影響します。

次のような要因で、血圧が実際より高く出ることがあります。

血圧が高く出やすい姿勢や環境
  • 腕の位置が心臓より低い
  • 背もたれのない椅子に座っている
  • 足を組んでいる
  • カフのサイズが合っていない
  • カフを締めすぎているまたは緩すぎる
  • 寒い部屋で測定している

精神的な要因も重要です。

緊張、不安、ストレスなどは血圧を上昇させます。

測定すること自体に緊張してしまう人もいます。

そのため、最初の1回目の測定値は高く出ることが多く、2回目、3回目と測定を繰り返すうちに落ち着いてくることがあります。

睡眠不足や疲労、痛みなども血圧を上げる要因となります。

また、風邪をひいていたり体調が悪かったりする時も、血圧が高くなる傾向があります。

測定のたびに大きく値が変動する場合は、測定方法に問題がある可能性があります。

血圧計を医療機関に持参し、医師や看護師に測定方法を確認してもらうことをお勧めします。

また、血圧計自体の精度に問題がある場合もあるため、定期的に医療機関の血圧計と比較して校正することも大切です。

一度の測定で高い値が出ても、すぐに心配する必要はありません。

落ち着いて1分後にもう一度測定してみてください。

それでも高い場合は、別の日にも測定して、継続的に高い状態が続くかを確認することが重要です。

血圧が高いと言われたらどうすればいい?

健康診断や自宅での測定で血圧が高いことが分かったとき、多くの方が不安を感じると思います。

しかし、適切な対応をすることで、高血圧による健康リスクを大きく減らすことができます。

高血圧と診断されても、すぐに薬物療法が必要になるわけではありません。

血圧の値、年齢、他の危険因子の有無、すでに臓器障害があるかどうかなど、総合的な評価に基づいて治療方針が決定されます。

軽度の高血圧で他にリスク因子がない場合は、まず生活習慣の改善から始めることが多いです。

高血圧を放置すると、心筋梗塞や脳卒中など深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

しかし、早期に発見し適切に管理すれば、これらのリスクを大幅に減らすことができます。

大規模な研究では、収縮期血圧を10mmHg低下させることで、主要な心血管疾患のリスクを約20%、脳卒中を約27%減少させられることが示されています。

血圧が高いと指摘されたら、まず医療機関を受診して正確な診断を受けることが重要です。

そして、医師と相談しながら、ご自身に合った治療計画を立てていくことが大切です。

病院ではどんな検査をするのか

医療機関を受診すると、まず詳しい問診と身体診察が行われます。

検査の種類と内容

区分検査名内容・目的
問診・診察家族歴・既往歴・生活習慣の確認遺伝的要因や生活習慣病との関連を把握
血圧測定複数回・両腕測定緊張による上昇(白衣高血圧)や左右差を確認
血液検査腎機能(クレアチニン、尿素窒素)電解質(Na、K)血糖・脂質臓器障害や他のリスク因子を評価
尿検査尿タンパク・潜血腎臓への影響を確認
心電図不整脈や心肥大の有無を確認高血圧による心臓負担を評価

問診では、家族歴(家族に高血圧や心血管疾患の人がいるか)、既往歴(過去の病気や現在治療中の病気)、生活習慣(食事、運動、喫煙、飲酒など)、服用している薬やサプリメントなどについて聞かれます。

血圧測定は、複数回行われることが一般的です。

診察室では緊張して血圧が高く出ることがあるため、時間をおいて何度か測定します。

また、両腕で測定して、左右差がないかも確認します。

血液検査では、腎機能(クレアチニン、尿素窒素など)、電解質(ナトリウム、カリウムなど)、血糖値、脂質(コレステロール、中性脂肪)などを調べます。

これらの検査により、高血圧による臓器障害の有無や、心血管疾患の他の危険因子の有無を評価します。

また、二次性高血圧(他の病気が原因で起こる高血圧)の可能性がある場合は、ホルモン検査なども行われることがあります。

尿検査も重要です。

尿タンパクや尿潜血の有無を調べることで、腎臓への影響を評価します。

高血圧が長く続くと腎臓が傷つき、尿にタンパクが出ることがあります。

心電図検査では、心臓の電気的活動を記録し、不整脈の有無や心肥大(心臓の筋肉が厚くなった状態)がないかを確認します。

必要に応じて行われる追加検査
  • ホルモン検査:二次性高血圧(腎疾患・副腎疾患など)の原因を探る
  • 胸部X線検査:心臓の大きさや肺の状態を確認し、心拡大や心不全の兆候を評価
  • 心エコー検査:心臓の構造・機能を詳細に評価
  • 眼底検査:眼の血管の変化を観察し、血管障害の程度を把握
  • 24時間血圧測定(ABPM):日中・夜間の血圧変動を記録し、隠れ高血圧や夜間高血圧を検出

高血圧が続くと、心臓に負担がかかり心肥大を起こすことがあります。

必要に応じて胸部X線検査が行われることもあります。

心臓の大きさや肺の状態を確認し、心拡大や心不全の徴候がないかを評価します。

必要に応じて、さらに詳しい検査が行われることもあります。

心エコー検査では、心臓の構造と機能を詳しく調べることができます。

眼底検査では、目の奥の血管を観察することで、高血圧による血管の変化を確認できますが、実施頻度は施設により異なります。

24時間血圧測定(ABPM)では、携帯型の装置を装着して1日の血圧変動を記録します。

日常生活で気をつけたいこと

高血圧の管理において、生活習慣の改善は非常に重要です。

薬物療法を行っている場合でも、生活習慣の改善を併せて行うことで、より良い血圧コントロールが期待できます。

生活習慣改善のポイント

項目内容・目安補足・注意点
減塩1日6g未満を推奨(JSH2019)加工食品・外食・調味料の塩分に注意
カリウム摂取野菜・果物を積極的に腎機能低下時は医師に相談
体重管理体重1kg減で収縮期血圧約−1mmHg低下個人差あり
運動有酸素運動を週150分(1回30分×週5日)ウォーキング・水泳・ジョギングなど。重度高血圧は医師相談
飲酒男性:日本酒1合/女性:その半分が目安過度の飲酒は血圧上昇の要因

食事では、塩分摂取量を減らすことが最も重要です。

日本高血圧学会は、1日の塩分摂取量を6g未満にすることを推奨しています。

日本人の平均塩分摂取量は10g前後とされており、意識的に減塩に取り組む必要があります。

加工食品、インスタント食品、外食には塩分が多く含まれているため注意が必要です。

醤油や味噌などの調味料も塩分が多いので、使用量を控えめにすることが大切です。

野菜や果物を豊富に摂ることも推奨されます。

野菜や果物に含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。

ただし、腎臓の機能が低下している方は、カリウムの摂取に制限が必要な場合があるため、医師に相談してください。

体重管理も重要です。

肥満は高血圧の重要な危険因子であり、体重を減らすことで血圧を下げる効果が期待できます。

研究では、体重を1kg減らすと、収縮期血圧が約1mmHg低下するという目安が示されていますが、個人差があります。

体重減少1kgあたりで血圧低下は、収縮期血圧で-1.05 mmHg(95% CI、-1.43~-0.66)、拡張期血圧で-0.92 mmHg(95% CI、-1.28~-0.55)でした。

引用:PubMed Influence of weight reduction on blood pressure: a meta-analysis of randomized controlled trials

適度な運動も血圧を下げる効果があります。

ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を、週に150分程度行うことが推奨されます。

1回30分程度の運動を週5日行うのが理想的です。

ただし、重度の高血圧がある場合や心臓に問題がある場合は、運動を始める前に医師に相談してください。

飲酒は適量にとどめることが大切です。

過度の飲酒は血圧を上昇させます。

男性では1日あたり日本酒1合程度(純アルコール約20g相当)、女性ではその半分程度が目安とされています。

その他の生活上の注意点
  • 禁煙を徹底する:血管を傷つけ、動脈硬化を進行させる原因に
  • ストレスを溜めない:慢性ストレスは血圧上昇を引き起こす
  • 十分な睡眠をとる:睡眠不足は交感神経を刺激し血圧上昇につながる
  • リラクゼーションを取り入れる:深呼吸・趣味・軽い運動などで心を落ち着ける

禁煙も非常に重要です。

喫煙は血圧を一時的に上昇させるだけでなく、動脈硬化を促進し、心血管疾患のリスクを大きく高めます。

ストレス管理も忘れてはいけません。

慢性的なストレスは血圧を上昇させる要因となります。

十分な睡眠、リラクゼーション、趣味の時間を持つなど、ストレスを軽減する工夫が大切です。

薬による治療が必要になるのはどんなとき

薬物療法を開始するタイミングは、血圧の値だけでなく、総合的なリスク評価に基づいて判断されます。

薬物療法を開始する目安

血圧分類収縮期血圧(mmHg)拡張期血圧(mmHg)治療方針
II度高血圧以上≧160≧100生活習慣の改善+速やかに薬物療法を開始
I度高血圧140〜15990〜99リスクが高ければ薬物療法、低ければ3〜6か月生活改善を先行
高値血圧130〜13980〜89原則は生活習慣の改善。高リスク例では薬物療法を検討

II度高血圧以上(収縮期血圧160mmHg以上または拡張期血圧100mmHg以上)の場合は、生活習慣の改善と併せて、速やかに薬物療法を開始することが推奨されます。

この段階では、血圧による臓器障害のリスクが高いため、早期の治療介入が重要です。

I度高血圧(収縮期血圧140から159mmHg、または拡張期血圧90から99mmHg)の場合は、心血管疾患のリスクを総合的に評価して治療方針を決定します。

糖尿病、慢性腎臓病、心血管疾患の既往がある場合、または心血管疾患の10年リスクが高い場合には、I度高血圧でも薬物療法を開始します。

リスクが低い場合は、まず3から6か月程度、生活習慣の改善を試み、それでも血圧が目標値に達しない場合に薬物療法を開始することが多いです。

高値血圧(収縮期血圧130から139mmHg、または拡張期血圧80から89mmHg)の段階では、基本的には生活習慣の改善が中心となります。

ただし、すでに心血管疾患がある場合や、心血管疾患のリスクが非常に高い場合には、この段階でも薬物療法が検討されることがあります。

降圧薬にはいくつかの種類があり、主に以下の薬が使用されます。

主に使用される降圧薬
  • カルシウム拮抗薬:血管を拡張し、血流を改善して血圧を下げる
  • ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬):血管収縮を抑える物質の生成を阻害
  • ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬):血管収縮を防ぎ、腎保護作用もある
  • 利尿薬:余分な水分とナトリウムを排出し、血液量を減らして血圧を下げる

患者さんの年齢、合併症、副作用のリスクなどを考慮して、最適な薬が選択されます。

1種類の薬で血圧が十分に下がらない場合は、作用機序の異なる複数の薬を組み合わせることがあります。

実際、多くの高血圧患者が、最終的に2種類以上の降圧薬を必要とします。

薬物療法を開始したら、自己判断で中止しないことが重要です。

血圧が下がったからといって薬をやめると、再び血圧が上昇してしまいます。

薬に関して疑問や不安がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。

よくある質問

健康診断で血圧が高いと言われましたが、すぐに病院に行くべきですか?

一度の測定だけで高血圧と判断することはできませんが、放置するのは好ましくありません。

まず自宅で血圧を測定してみることをお勧めします。

数日から1週間程度、朝晩測定して記録しましょう。

家庭血圧が135/85mmHg以上の日が続く場合は、医療機関を受診して詳しい検査を受けることが望ましいです。

特に、血圧が180/120mmHgを超える場合や、胸痛、息切れ、視力の変化などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

血圧は1日のうちでどれくらい変動しますか?

血圧は1日の中で常に変動しています。

一般的に、起床後から午前中にかけて血圧は上昇し、午後から夕方にかけてやや低下し、就寝中は最も低くなります。

正常な場合、夜間の血圧は日中に比べて10から20%程度低下します。

食事、運動、ストレス、気温などによっても血圧は変化します。

そのため、同じ時間帯、同じ条件で測定することが、正確な血圧管理には重要です。

家庭用血圧計と病院の血圧計で数値が違うのはなぜ?

家庭血圧と診察室血圧に差があることは珍しくありません。

診察室では緊張して血圧が高く出る「白衣高血圧」という現象があります。

逆に、家庭では高いのに診察室では正常な「仮面高血圧」もあります。

また、血圧計の種類や測定方法の違いも影響します。

一般的に、家庭血圧の方が日常生活の血圧をより正確に反映していると考えられています。

大きな差がある場合は、医師に相談し、家庭血圧計を医療機関に持参して比較してもらうとよいでしょう。

血圧が基準値より少し高いだけなら放置しても大丈夫?

たとえ少し高いだけでも、放置することは推奨されません。

血圧が120/80mmHgから上昇するにつれて、段階的に心血管疾患のリスクが高まることが研究で示されています。

高値血圧や軽度の高血圧であれば、生活習慣の改善により正常範囲まで下げられる可能性があります。

早めに対処することで、将来的な健康リスクを減らすことができます。

定期的に血圧を測定し、医師と相談しながら適切な対策を講じることが大切です。

若くても高血圧になることはありますか?

はい、若い人でも高血圧になることはあります。

近年、米国では若年層での高血圧が増加傾向にあるという報告があります。

若いうちに高血圧を発症すると、長期間にわたり血管に負担がかかるため、将来的に心血管疾患のリスクが高まります

20代や30代であっても、家族歴がある場合、肥満、運動不足、過度のストレス、塩分の多い食事などがあると、高血圧のリスクが高まります。

若いからといって油断せず、定期的に血圧を測定し、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。

まとめ

高血圧の基準値を理解することは、ご自身の健康を守る第一歩です。

診察室での血圧が140/90mmHg以上、または家庭血圧が135/85mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。

ただし、一度の測定だけで判断せず、複数回の測定結果をもとに総合的に評価することが重要です。

血圧は正常血圧から段階的に分類され、数値が高くなるほど心血管疾患のリスクも高まります。

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれるように、症状がないまま進行します。

しかし、早期に発見し適切に管理すれば、心筋梗塞や脳卒中などの深刻な合併症を予防できます。

家庭での血圧測定は、正確な診断と管理に欠かせません。

朝と夜、決まった時間に正しい方法で測定し、記録を続けることで、ご自身の血圧パターンを把握できます。

測定の際は、測定前の準備と正しい姿勢を心がけましょう。

血圧が高いと指摘されたら、まず医療機関を受診して詳しい検査を受けることをお勧めします。

血圧の値、年齢、他の危険因子などを総合的に評価して、ご自身に合った治療方針が決定されます。

生活習慣の改善は、高血圧管理の基本です。

減塩、適正体重の維持、適度な運動、節酒、禁煙、ストレス管理などに取り組むことで、血圧を下げることができます。

必要に応じて薬物療法も行われますが、生活習慣の改善は薬物療法と併せて継続することが大切です。

定期的な血圧測定と医師との相談を通じて、適切に血圧を管理しましょう。

小さな一歩が、将来の大きな健康につながります。

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