アサイーは「スーパーフード」として知られる果実ですが、高血圧に悩む方の中には「血圧を下げる効果があるのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。
最近ではスムージーやアサイーボウルとして提供されることが増え、身近な食品となってきました。
しかし、アサイーが本当に血圧に良い影響を与えるのか、また高血圧の方が摂取する際の注意点は何か、正確な情報を知っておくことが大切です。
アサイーには、紫色の色素であるアントシアニンや、塩分を体の外に出す働きのあるカリウムなど、血管の健康に役立つ成分が含まれています。
複数の研究で、これらの成分が血管機能の改善に関与することが報告されています。
- アントシアニンが血管を柔らかくする
- カリウムが体内の余分な塩分を排出し血圧を下げる
- 抗酸化作用が血管の老化を防ぎ動脈硬化を予防
- マグネシウムが血管の過度な収縮を防ぐ
- 食物繊維が腸内環境を整え血圧低下をサポート
ただし、アサイーだけを食べれば血圧が下がるという単純なものではありません。
あくまで、日々の食事全体のバランスや運動などの生活習慣と組み合わせることで、サポート役として働く食品と考えてください。
また、お店で売られているアサイー製品の多くには、思った以上に砂糖がたくさん入っていることがあります。
選び方を間違えると、かえって健康に良くない影響が出る可能性もあります。
特に血圧の薬を飲んでいる方や、腎臓に不安がある方は、食べる前にお医者さんに相談した方が安心です。
この記事では、アサイーに含まれる成分が血圧にどう影響するのか、科学的な研究結果をもとにわかりやすく説明します。
高血圧対策としてアサイーを取り入れる際のコツや気をつけるべき点についても、具体的にご紹介していきます。
- アサイーが血圧に与える影響と期待できる効果
- 血圧に良いとされる栄養成分の働き
- 高血圧の方がアサイーを摂取する際の注意点
- 効果的な取り入れ方と適量
はじめに(免責・注意事項)
本記事は、高血圧に関する一般的な医学情報の提供を目的として作成されたものであり、特定の診断・治療を推奨するものではありません。
血圧の状態や治療方針は、年齢・体質・基礎疾患・服薬状況などにより個人差があります。降圧薬を含む医薬品の使用や生活習慣の改善を検討される場合は、必ず医師などの医療専門職にご相談のうえ、十分な説明を受けてからご自身の判断で行ってください。
また、本記事で紹介する内容の一部は、一般診療のほか自由診療に該当する可能性があります。保険適用の有無や費用、効果、副作用などについては、必ず受診先の医療機関で最新の情報をご確認ください。
本記事の情報は公開時点の医学的知見やガイドラインをもとにしていますが、今後の研究や法令改正により内容が変更となる場合があります。正確かつ最新の情報を得るために、公的機関(厚生労働省、日本高血圧学会など)や各医療機関の公式情報をあわせてご確認ください。
アサイーは高血圧に良いのか?期待できる効果とは
アサイーには、血管を健康に保つのに役立つ成分がいくつか入っています。
中でも注目されているのが、アサイーの紫色のもとになっているアントシアニンという成分と、体の中の塩分バランスを整えるカリウムです。
これらの成分については、実験室だけでなく、実際に人を対象にした研究でも、血管や血圧に良い影響があることが報告されています。
ただし、ここで大切なポイントがあります。
アサイーを食べるだけで血圧がグンと下がるというわけではありません。
高血圧は、食事、運動、ストレス、睡眠、体質など、いろいろな要因が複雑に絡み合って起こります。
アサイーは、健康的な食生活の中の一つの要素として、あくまで補助的な役割を果たす食品だと考えてください。
研究結果を見ると、アサイーのようなベリー類の効果は、すでに血圧が高めの方でより実感しやすい傾向が示唆されています。
血圧が正常な方では、明確な変化が得られにくい場合があります。
これは安全性の面では良いことで、血圧が正常な人が食べても下がりすぎる心配が少ないということです。
それでは、アサイーに期待できる具体的な効果について、詳しく見ていきましょう。
血管を柔らかくして血圧を下げる可能性がある
アサイーにたっぷり含まれるアントシアニンという成分は、血管を健康に保つのに役立つ可能性があります。
血管は体中に血液を送るパイプのようなものですが、このパイプが硬くなってしまうと、血液が流れにくくなり、血圧が上がってしまいます。
複数の研究によると、ブルーベリーやアサイーなどのベリー類に含まれるアントシアニンには、この血管を柔らかく保つ働きがあることがわかっています。
血管が柔軟になると血液がスムーズに流れやすくなるため、結果として血圧が正常に保たれやすくなるのです。
- 血管の内側を酸化ストレスから守る
- 血管を広げる物質(一酸化窒素)の産生を促す
- 血管の柔軟性を高めて血流を改善する
ただし研究では、アサイーを含むベリー類は血管の状態を改善することで、すでに血圧が高い方において間接的に血圧を正常に近づける可能性が示唆されています。
血圧が正常な方では、はっきりとした血圧低下の効果は確認されていません。
余分な塩分を排出するカリウムが豊富
アサイーにはカリウムという栄養素が含まれています。
カリウムは、高血圧対策においてとても大切な働きをします。
私たちの体には塩分(ナトリウム)が入ってきますが、塩分が多すぎると血圧が上がってしまいます。
カリウムには、この余分な塩分を尿として体の外に出す働きがあり、血圧を下げる効果が期待できるのです。
研究によれば、カリウムを多めに摂ることで血圧が下がることが確認されています。
成人では、カリウムの摂取量を増やすことで血圧が大幅に低下することがエビデンスで示されています。
引用:World Health Organization Increasing potassium intake to reduce blood pressure and risk of cardiovascular diseases in adults
特に血圧が高い方では、その効果がよりはっきりと現れます。
逆にカリウムが足りない状態だと、血圧が上がりやすくなってしまいます。
ただし、一般的なアサイー(冷凍ピューレ)のカリウム量は、バナナなど他の果物と比べて特別に多いわけではありません。
ですから、アサイーだけに頼るのではなく、野菜や果物を色々な種類、幅広く食べることが大切です。
アサイーが血圧に良いとされる栄養成分
アサイーには、血圧や血管の健康に関わるいくつかの栄養成分が含まれています。
ここでは、それぞれの成分が体の中でどう働いて、血圧の調整にどう関わるのかをわかりやすく説明します。
アサイーには、他の多くの果物とは違う特徴があります。
まず一つは、体を守る抗酸化という働きがとても強いこと。
もう一つは、果物としては珍しく、オレイン酸などの不飽和脂肪酸を含んでいることです。
これらの特徴が、アサイーが「スーパーフード」と呼ばれる理由の一つになっています。
血圧への影響という点では、アサイーに含まれるアントシアニン(紫色の成分)、カリウム、マグネシウム、食物繊維といった成分が重要な役割を果たします。
これらは一つひとつが単独で働くだけでなく、お互いに協力し合いながら血管を健康に保ちます。
ただし、これらの成分の効果を実感するには、続けて食べることと、食生活全体を見直すことが必要です。
それでは、各成分について詳しく見ていきましょう。
アサイーに含まれる主な栄養成分(100gあたり)
| 栄養成分 | 含有量 | 血圧への主な働き |
|---|---|---|
| アントシアニン | 豊富 | 血管を柔らかく保つ、抗酸化作用 |
| カリウム | 約150mg | 余分な塩分の排出を促す |
| マグネシウム | 適量 | 血管の収縮を調整する |
| 食物繊維 | 約2g | 腸内環境を整え、血圧を間接的に改善 |
| オメガ脂肪酸 | 適量 | 血管の健康維持をサポート |
抗酸化物質が血管の老化を防ぐ
アサイーの一番の特徴は、アントシアニンという抗酸化作用を持つ成分を豊富に含むことです。
これはアサイーの濃い紫色のもとになっている色素で、ブルーベリーなど他のベリー類にも含まれています。
抗酸化作用とは何でしょうか。
私たちの体は生活しているだけで、「活性酸素」という体をサビさせる物質が自然に発生します。
これが血管の内側を傷つけると、血管が硬くなったり炎症を起こしたりして、高血圧や動脈硬化の原因になります。
抗酸化物質は、このサビから血管を守る働きをします。
つまりアントシアニンは、血管を若々しく柔らかく保つことで、血圧を正常に保つのに役立つ可能性があるのです。
研究では、アントシアニンが血管の内側で「一酸化窒素」という物質の産生に関与することが示されています。
主なメカニズムは、ACNが内皮由来の一酸化窒素(NO)を増加させ、それによって内皮依存性血管弛緩を促進し、カルシウム誘発性の血管平滑筋収縮を防ぐ能力を伴う。
引用:Multidisciplinary Digital Publishing Institute The Role of Berry Consumption on Blood Pressure Regulation and Hypertension: An Overview of the Clinical Evidence
この一酸化窒素には血管を広げる作用があり、血管が適切に広がることで血液の流れが良くなり、血圧への良い影響が期待できます。
カリウムとマグネシウムが血圧調整をサポート
アサイーにはカリウムとマグネシウムという2つのミネラル(栄養素)が含まれています。
これらは血圧を調整する上で、お互いに協力しながら働きます。
- 体の中の塩分(ナトリウム)とのバランスを保つ
- 腎臓で塩分を尿として出しやすくする
- 血管の緊張をほぐす
まずカリウムですが、これは体の中のナトリウム(塩分)とのバランスを保つことで血圧を調整します。
塩辛いものをたくさん食べると血圧が上がりやすくなりますが、カリウムは腎臓で塩分を尿として出しやすくすることで、この影響を和らげます。
また、カリウムには血管の緊張をほぐす働きもあります。
- 天然のカルシウムブロッカーとして機能
- 血管の筋肉が収縮しすぎないように調整
- 一酸化窒素の産生を助ける
次にマグネシウムですが、これは天然のカルシウムブロッカー(血圧の薬の一種と同じような働き)として機能し、血管の筋肉が収縮しすぎないように調整します。
マグネシウムが足りないと血管が縮みやすくなり、血圧が上がる傾向があります。
研究では、マグネシウムを多めに摂ることで、高血圧の方において上の血圧が平均で2mmHg程度下がる可能性が示されています。
マグネシウム補給(中央値368 mg/日)を中央値3ヶ月間投与したところ、収縮期血圧が2.00 mmHg(95%信頼区間0.43~3.58)、拡張期血圧が1.78 mmHg(95%信頼区間0.73~2.82)有意に低下した。
引用:PubMed Effects of Magnesium Supplementation on Blood Pressure: A Meta-Analysis of Randomized Double-Blind Placebo-Controlled Trials
ただし、これらのミネラルによる血圧を下げる効果を得るには、アサイーだけでなく、いろいろな食品からバランス良く摂ることが大切です。
食物繊維が生活習慣病の予防に役立つ
アサイーには食物繊維も含まれています。
食物繊維は、高血圧を含む生活習慣病の予防においてとても大切な役割を果たすことが、多くの研究でわかっています。
食物繊維が血圧に良い理由はいくつかあります。
まず、水に溶けるタイプの食物繊維は、腸の中で善玉菌のエサになり、腸内環境を良好に保ちます。
腸内の善玉菌が食物繊維を分解するときに「短鎖脂肪酸」という物質ができますが、これが血管を広げたり、体の炎症を抑えたりすることで、血圧を下げる働きをするのです。
これは、腸内細菌叢の健康維持と、血圧を下げる短鎖脂肪酸と呼ばれる腸内細菌叢由来の代謝産物の生成を促進すると考えられます。
引用:American Heart Association Journals Recommendations for the Use of Dietary Fiber to Improve Blood Pressure Control
また、食物繊維は食後に血糖値が急に上がるのを防ぎ、血糖値のコントロールを良くします。
血糖値が安定することは、長い目で見れば血管を健康に保つことにつながります。
高血圧患者を対象にした研究によれば、食物繊維を1日あたり5g多く摂るごとに、上の血圧が約2.8mmHg、下の血圧が約2.1mmHg下がる可能性があるとされています。
高血圧の人がアサイーを食べるときの注意点
アサイーには体に良い成分が含まれていますが、高血圧の方が食べる際には気をつけるべきことがいくつかあります。
特に大切なのは、どんな製品を選ぶか、どのくらいの量を食べるか、そして今飲んでいる薬との飲み合わせです。
アサイー自体は健康的な食べ物ですが、お店で売られている多くのアサイー製品には、食べやすくするために砂糖などが加えられています。
また、アサイーボウルのように他の材料と組み合わせて出される場合、全体のカロリーや砂糖の量が予想以上に多くなることがあります。
高血圧の方の多くは、血圧だけでなく体重や血糖値の管理も大切な課題となっています。
そのため、アサイーを食生活に取り入れる際は、どんな製品を選ぶか、どう食べるかをよく考える必要があります。
また、すでに血圧の薬を飲んでいる方や、腎臓に心配がある方は、特に慎重に考える必要があります。
以下では、具体的に何に気をつければ良いかを説明します。
- □ 無糖または低糖の製品を選んでいる
- □ 1食べ過ぎない量(100〜150g程度)を心がけている
- □ 成分表示を確認している
- □ 降圧剤を服用中の場合、医師に相談した
- □ 腎機能に問題がある場合、医師に相談した
- □ その他の医薬品を服用中の場合、医師に相談した
- □ 全体の食事バランスを考えている
市販のアサイー製品は糖分が多い場合がある
アサイーそのものは、実はあまり甘くありません。
無糖ピューレの糖分は100gあたり1g未満と少なめです。
しかし、お店で売られているアサイージュースやアサイーボウルには、飲みやすく、食べやすくするために、砂糖が加えられている製品もあるので注意が必要です。
例えば、カフェやスムージー屋さんで出される一般的なアサイーボウルには、50〜75gもの糖類が含まれていることがあります。
これは角砂糖に換算すると約13〜25個分(角砂糖1個を3.3g基準で計算)に相当します。
また、商品によっては1食で600〜800キロカロリーにもなることがあります。
製品別の栄養比較(100gあたりの目安)
| 製品の種類 | カロリー | 糖分 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 無糖アサイーピューレ | 約70kcal | 1g未満 | ◎おすすめ |
| アサイーパウダー(純度100%) | 約500kcal | 約1g | ◎おすすめ |
| 甘味料入りアサイージュース | 150〜200kcal | 15〜20g | △注意が必要 |
| 市販のアサイーボウル(1食) | 600〜800kcal | 50〜75g | ×避けるべき |
糖類を摂りすぎると血糖値が急に上がり、体重が増えやすくなったり、インスリンという血糖値を下げるホルモンが効きにくくなったりします。
これらは高血圧を悪化させる原因になるため、高血圧の方は特に気をつける必要があります。
アサイー製品を買うときは、パッケージの成分表示をよく見て、無糖のもの、または糖類が少ないものを選ぶようにしましょう。
食べ過ぎるとカロリー過多になる可能性
アサイーは他の果物と比べて、体に良い油分を多く含んでいます。
これは健康的な油なのですが、それでもカロリーは高めです。
純粋なアサイーのピューレ(ペースト状のもの)100gで約70キロカロリーですが、これにトッピングを加えると、1食で600〜900キロカロリーになることもあります。
高血圧の方の多くは、体重を管理することも大切な課題です。
カロリーを摂りすぎると体重が増え、高血圧が悪化してしまう可能性があります。
アサイーを健康的に食べるためには、食事全体のカロリーバランスを考えて、適切な量を守ることが大切です。
降圧剤を服用中の方は医師に相談を
アサイーに含まれるカリウムは、適量であれば血圧管理に役立ちます。
ただし、腎臓の働きに問題がある方や、カリウムを体に溜めやすくする種類の血圧の薬を飲んでいる方は、カリウム摂取量全体の管理が必要になる場合があります。
アサイーだけで問題になるわけではありませんが、個々の腎機能や血中カリウム値によって注意点が異なるため、医師に相談することをお勧めします。
- カリウム保持性の降圧薬を服用している方
- 腎機能に問題がある方(腎臓病、透析中など)
- 抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)など医薬品を服用している方
- その他の慢性疾患で治療中の方
また、アサイーと医薬品との相互作用については研究が十分でないため、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)など医薬品を服用中の方は、念のためお医者さんに相談してから食べることをお勧めします。
血圧の薬を飲んでいる方、腎臓に病気がある方、その他の慢性的な病気で治療中の方は、アサイーを習慣的に食べる前に、必ずかかりつけのお医者さんに相談しましょう。
高血圧対策としてのアサイーの取り入れ方
アサイーを高血圧対策の一つとして取り入れる際は、適切な量と方法を守ることが大切です。
間違った取り入れ方をすると、健康効果が得られないどころか、逆効果になってしまうこともあります。
高血圧を管理する上で最も大切なのは、食事全体のバランスです。
アサイーだけに頼るのではなく、塩分を控える、野菜や果物を多く食べる、適度なタンパク質を摂る、体に良い油を選ぶなど、総合的に食生活を見直すことが必要です。
アサイーは、その中の一つの要素として位置づけることが大切です。
また、アサイーの良さを最大限に活かすためには、どんな製品を選ぶかも重要です。
砂糖や添加物が少ない製品を選び、他の健康的な食材と組み合わせることで、栄養バランスの良い食事の一部にすることができます。
以下では、具体的にどう取り入れれば良いかのポイントを説明します。
1日の適量と効果的な食べ方
アサイーをどのくらい食べれば良いかという公式な基準は決まっていませんが、研究で使われた量や市販パックの1回分を参考にすると、純粋なアサイーのピューレ(ペースト)またはパウダーで、1日あたり100〜150g程度を食べ過ぎない目安と考えると良いでしょう。
これは大体、小さめのコップ半分から4分の3くらいの量です。
ただし、他の食べ物との組み合わせやトッピングを含めた、全体のカロリーと栄養バランスを考えることが大切です。
- 朝食時にスムージーとして取り入れる
- 無糖のアサイーパウダーまたは冷凍ピューレを使用
- 無糖のアーモンドミルクやヨーグルトと組み合わせる
- 新鮮な果物は少量にとどめる(糖分を控えるため)
- ナッツ類やチアシードでタンパク質と食物繊維を補う
- グラノーラやはちみつは最小限に
効果的な食べ方としては、朝ごはんのときにスムージー(飲み物)として取り入れる方法があります。
砂糖の入っていないアサイーパウダーや冷凍のピューレに、砂糖なしのアーモンドミルクやヨーグルト、新鮮な果物を少し加えてミキサーで混ぜると、栄養バランスの良い飲み物になります。
また、アサイーボウルを作る場合は、砂糖を控えめにして、ナッツ類やチアシード(種)、新鮮なベリー類などをトッピングとして加えることで、食物繊維やタンパク質、体に良い油を補うことができます。
グラノーラやはちみつは砂糖が多いため、使う場合は少しだけにしましょう。
無糖タイプやパウダーがおすすめ
高血圧の方には、砂糖が入っていないアサイーのピューレやパウダーの製品を選ぶことを強くお勧めします。
これらの製品は余分な砂糖や添加物が入っておらず、アサイー本来の栄養をそのまま摂ることができます。
冷凍の無糖アサイーピューレは、100gあたり約70キロカロリーで糖分は2g程度と、健康的な選択です。
一方、市販の甘味料入りアサイージュースやブレンド製品は、同じ量でもカロリーや糖分が多く含まれることがあるため、パッケージの成分表示をよく確認しましょう。
- □ 成分表示の最初に「アサイー」と記載されている
- □ 砂糖や甘味料が添加されていない
- □ 人工着色料や保存料が入っていない
- □ 純度100%または純度が高い製品である
- □ カロリーと糖分が適切な範囲内である
アサイーパウダーは長く保存でき、スムージーやヨーグルトに混ぜて使いやすいという良い点があります。
買うときは、純度100%のものを選び、砂糖や人工甘味料が添加されていないことを確認してください。
また、アサイーを取り入れる際は、それだけに頼るのではなく、野菜や他の果物、玄米などの全粒穀物、良質なタンパク質などをバランスよく食べて、塩分を控えることが高血圧管理には最も大切です。
よくある質問(FAQ)
- アサイーを毎日食べれば高血圧は改善しますか
-
アサイーに含まれる成分には血管を健康に保つ働きがありますが、アサイーだけを食べて高血圧が治るわけではありません。
高血圧を管理するには、食事全体を見直すこと(特に塩分を減らして、野菜や果物を増やすこと)、適度な運動、ストレスをためない工夫、十分な睡眠など、生活習慣を総合的に改善することが必要です。
アサイーは、こうした健康的な生活の中の一つの要素として取り入れることで、サポート役として役立つ可能性があります。
- アサイーボウルは高血圧に良いですか
-
アサイーボウルが健康に良いかどうかは、何を使ってどう作るかによって大きく変わります。
砂糖の入っていないアサイーのピューレを使い、新鮮な果物やナッツ、種などをトッピングしたものであれば、栄養価が高く高血圧の方にも適しています。
しかし、お店で売られているアサイーボウルの多くは砂糖が50g以上も含まれ、カロリーも600〜800キロカロリーと高いため、よく食べると血糖値が上がったり体重が増えたりして、高血圧に悪い影響を与える可能性があります。
自宅で作るときは、砂糖なしの材料を使い、トッピングも控えめにすることをお勧めします。
- 高血圧の薬を飲んでいてもアサイーを食べて大丈夫ですか
-
多くの場合、適量のアサイーを食べることは問題ありませんが、いくつか注意することがあります。
カリウムを体に溜めやすくする種類の血圧の薬を飲んでいる方や、腎臓の働きに問題がある方は、アサイーに含まれるカリウムによって体の中のカリウムが多くなりすぎる可能性があります。
また、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、アサイーの抗酸化成分が薬の効き方に影響を与える可能性も指摘されています。
血圧の薬を飲んでいる方は、アサイーを習慣的に食べる前に、必ずかかりつけのお医者さんに相談して、安全かどうか確認してください。
- アサイーはいつ食べるのが効果的ですか
-
アサイーを食べる特定のベストなタイミングについて、はっきりとした科学的な根拠はありません。
ただし、朝ごはんのときに取り入れることで、1日のスタートに抗酸化成分や食物繊維を補給できるというメリットがあります。
また、運動の前後に食べることで、抗酸化作用によって運動による体のダメージを軽くできる可能性も示唆されています。
大切なのは食べるタイミングよりも、砂糖の入っていない製品を選ぶこと、適量を守ること、そして食事全体のバランスの中で取り入れることです。
寝る前に砂糖が多く添加されたアサイーボウルなどの高糖質・高カロリーの製品を食べるのは、糖分の処理や睡眠の質に影響する可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
アサイーに含まれるアントシアニン(紫色の成分)、カリウム、マグネシウム、食物繊維などの成分は、血管を健康に保ち、高血圧の管理をサポートする可能性があります。
特に、抗酸化物質による血管の若返り効果や、カリウムによる余分な塩分を出す作用は、科学的な研究でも確認されています。
ただし、アサイーだけで高血圧が治るわけではなく、塩分を控える、バランスの良い食事を摂る、適度に体を動かすなど、生活習慣全体を見直すことが最も大切です。
お店で売られているアサイー製品には砂糖が多く含まれていることがあるため、砂糖なしのタイプを選び、適量を守ることが重要です。
血圧の薬を飲んでいる方や腎臓に心配がある方は、アサイーを習慣的に食べる前に必ずお医者さんに相談してください。
適切に取り入れることで、アサイーは高血圧対策における健康的な食生活の一部となる可能性があります。
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