毎日暑い日が続いていますね同じくらい熱い闘いが繰り広げられているオリンピックからは、目が離せない日々ですよね✨サッカースペイン戦のあとは次の日まで悔しさを引きずってしまった私です

さて、8月1日は休日当番医でした。
様々な症状で来院された患者様の中で、ダントツで多かったのが、子どもさんの手足口病でした
手足口病は、手のひら、足の裏、口の中に痛みをともなう発疹が現れる夏風邪です。発疹は米粒大でやや盛り上がっており、水疱化するものもあります。また、かかった場合、3割程度は発熱をともないます。
口の中が痛くてごはんが食べれない、発熱が続くうちは、保育園も登園ができません。
仕事をもつ親御さんたちを悩ませる病気ですよね私も子どもがかかったときには、痛い痛いと泣いてごはんを食べず、苦労しました
手足口病にかかるのは乳幼児が多いですが、
実は、子どもよりも大人の方が症状が重く出やすいことが特徴です。
発疹の痛みは大人のほうが強く出ます。とにかく痛く、足裏などにひどく出ると歩けないほどになります。また、インフルエンザにかかる前のような、全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状が出ることがあるのも、大人の特徴です。
手足口病は飛沫感染です。子どもさんがかかったときには、周りの大人の方々も注意してくださいね

手足口病は、熱を下げたり、発疹の痛みを抑えたりする解熱鎮痛剤による対症療法が中心となります。多くの場合一週間程度で治りますが、なかには「髄膜炎」「小脳失調症」「脳炎」、「心筋炎」「神経原性肺水腫」「急性弛緩性麻痺」など重症な合併症につながることもあります。高熱が続いたり、頭痛、嘔吐などの症状が見られたりした際は、すぐに医療機関を受診してください。

熊本でもコロナが増えていますし、熱中症にも気をつけないといけません
皆さん、病気に負けず暑さに負けず、この夏を乗り越えましょう〜❗️❗️